【税制改正】 令和7年度税制改正 ~年収の壁編~

令和7年度の税制改正では、いわゆる「年収の壁」に関する改正が行われました。

1.年収の壁、160万円に

給与所得控除と基礎控除の金額が見直され、所得税の課税最低限が「160万円」まで引き上げられました(~令和6年は103万円)。

  • 給与所得控除:令和7年分以降、年収190万円以下の人は「65万円」になります。
  • 基礎控除:年収200万円相当以下の人は、「95万円」となります。年収200万円相当超2,545万円相当以下の人は、令和7年分・8年分に限り、4段階で基礎控除額が変わります(88万円・68万円・63万円・58万円)。

2.減税の効果はいかほど?

基礎控除額が引き上げられたことで、令和7年分・8年分の所得税については、幅広い年収層で2万円から3万円程度の減税となります。

3.年末調整への影響

令和7年分については年末調整で減税分を還付することになるため、年末調整事務が複雑になることが予想されます。税制改正に対応した給与計算ソフトの導入は不可欠です。

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財務省「令和7年度税制改正」(令和7年3月発行)

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湯川 真司

副所長 税理士

湯川 真司

税理士だった父の背中を見て育ち、自然と自分も税理士を目指すようになりました。
大学卒業後は税理士試験の勉強に専念し、26歳で税理士登録いたしました。

お客様と同じ目線に立ち、将来のことを一緒に考え、悩み、そして喜びを分かち合える――そんな関係を築けることが、この仕事の何よりの魅力だと感じています。

魚と釣りが大好きで、大学では水産系の学科に所属していました。
今でも月に一度は必ず釣りに出かけ、リフレッシュする時間を大切にしています。

これからもお客様に寄り添い、信頼されるパートナーとして尽力してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。